【HSS型HSE】繊細なのにアクティブな気質をもっているあなたへ|自分を理解して上手く付き合うコツはこれ

こんにちは!ゆみ(@yumii_tarot)です!

「人との交流や旅行は大好きだけど、後からどっと疲れが出てくる」「ワイワイするのは好きだけど、急に会話がしんどくなる」こんな風に思ったことはありませんか?

当てはまると感じた方は、【HSS型HSE】かもしれません。

HSS型HSEとは、繊細でありながらも外向的であり、新しい物事に対して興味関心を持つ気質です。

  • HSP:繊細さ
  • HSS:刺激追及型
  • HSE:外向型

この3つの特性を持ち合わせているため、ギャップに悩まされたり、周囲から理解されにくかったりと、「生きていくことがハードモードだ」と、孤独を感じてしまいます。

この記事では、HSS型HSEの特徴や抱えがちな悩み、生きづらさの対処法を紹介しています。

「自分がHSS型HSEか知りたい」「自分の個性を受け入れながら生きていきたい」「自分の身近な人がHSS型HSEである」このような方におすすめの記事となっています。

ぜひ最後までご覧ください!

目次

HSPとは

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HSS型HSEについて説明をする前に、HSPについて触れておきましょう。

冒頭でお伝えした①から理解をしていくことが必要です。

  • HSP:繊細さ
  • HSS:刺激追及型
  • HSE:外向型

HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略語であり、【感受性が強く、環境や刺激に敏感に反応する気質の人】のことを指す言葉です。

日本では【繊細さん】【敏感さん】とよばれています。

  • 物事の考え方が深い
  • 刺激に敏感である
  • 共感しやすい
  • あらゆる感覚が鋭い

この繊細さは生まれもったものであり、性格上の課題や病気ではありません。(※刺激を受け過ぎた結果、仕事や日常生活に影響が及ぶと、うつ病や不安障害、胃腸炎などの疾患を患ってしまうこともあります。)

治療の対象ではなく【気質】や【個性】なので、HSPの捉え方や向き合い方が生きやすさにつながります。

HSPは4種類に分けられる

HSPの気質は4つに分けられます。

  • HSP
  • HSS型HSP
  • HSS型HSE
  • HSE

今回は、③HSS型HSEについて紹介していきます。

HSPについて知りたい方は、下のリンクをクリックしてください。

HSSとは

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HSPについての学びが深まったところで、次はHSSについてみていきましょう。

冒頭でお伝えした部分の②の内容となります。

  • HSP:繊細さ
  • HSS:刺激追及型
  • HSE:外向型

HSSとは「High Sensation Seeking」(ハイ・センセーション・シーキング)の略語であり、アメリカの心理学者のマービン・ズッカーマン博士によって提唱された概念です。

日本では【刺激追求型HSP】【刺激探求型HSP】と呼ばれています。

HSPの概念を提唱したアーロン博士が、一定数いる【外向型のHSP】について研究していきました。

すると【HSSとの掛け合わせである人々】がいることに気がついたのです。

HSSとは、HSPの繊細さを持ちながら、新しい刺激や冒険を求める特性を併せ持つ人々を指します。

HSS型は2種類に分けられる

  • HSS型HSP:刺激を求める内向的なHSP
  • HSS型HSE:刺激を求める外向的なHSP

今回は②のHSS型HSEについて紹介をしています。

「HSS型HSP:刺激を求める内向的なHSP」について知りたい方は、下のリンクをクリックしてください。

HSEとは

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HSP・HSSについて学びが深まったところで、最後にHSEについてみていきましょう。

冒頭でお伝えした部分の③の内容となります。

  • HSP:繊細さ
  • HSS:刺激追及型
  • HSE:外向型

HSEとは「Highly Sensitive Extrovert」(ハイリー・センシティブ・エクストロバート)の略語であり、アメリカの心理学者である、エレイン・N・アーロン博士によって提唱された概念です。

日本では【外向型HSP】と呼ばれています。

HSPの概念を提唱したアーロン博士が、一定数いる【外向型のHSP】について研究していきました。

すると「外向的なHSPが存在する」ことに気がついたのです。

HSEとは、HSPの繊細さをもちながら、外向的な一面を併せ持つ人々のことを指します。

HSE型は2種類に分けられる

  • HSS型HSE:刺激を求める外向的なHSP
  • HSE:外向的なHSP

HSP・HSS・HSEについて知っていただけたところで、ようやく本題である【HSS型HSEの特徴】について紹介します!

HSS型HSEさんの特徴

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「HSP(内向的)」「HSS(刺激追求型)」「HSE(外向的)」を併せ持ったHSPさんのことを【HSS型HSE】といいます。

この特性を持つ人々は、繊細な一面を持ちながらも、新しい変化や人との触れ合いを好む傾向があります。

一見すると矛盾しているように思える「繊細さ」と「冒険心」という二面性を併せ持っているのが特徴です。

HSS型HSEさんも他のHSPと同様に、繊細な気質を持っています。

明るく社交的に見えるかもしれませんが、その一方で、知らないところで深く傷ついていたり、過剰な刺激を受けた後にぐったりと疲れてしまうことも少なくありません。

そのため、周りが気づいていないところで悩みを抱えている場合が多いのです。

では、なぜこのような気質が誕生したのでしょうか?

さらに読み進めていきましょう。

HSS型HSEさんが外向的な理由

STEP
繊細で内向的な気質

「HSP」の気質が強い状態

STEP
社会に適応しようと試行錯誤をした

「HSP」の気質が強い状態ではダメだと、社会や周りの環境に合わせて生きていった

STEP
HSS型HSEの気質に変化した

繊細ではあるが外向的である気質に変化をした

元々は繊細で内向的な気質でしたが、【社会に適用しようと試行錯誤した結果】、繊細であるが外向的な気質に変化をしました。

HSS型HSEさんが外向的な気質を身につける背景には、社会生活や人間関係の中での経験が大きく影響しています。

繊細で内向的な特性を持ちながらも、学校生活や職場、コミュニティでの集団行動を通じて「自分らしさを隠しつつも、周囲に合わせる」というスキルを自然と学んでいったのかもしれません。

このような葛藤の中で、外向的な側面を育てていった結果、HSS型HSEの特徴が際立つようになったのです。

さらに、新しい体験を求めるHSSの特性が、外向性を後押しする役割を果たしていると考えられます。

新しい環境や人との交流を通じて、自分の繊細な部分をコントロールしながら、刺激を受け入れる術を学んでいったのです。

あくまでこの外向性は自然なものではなく【社会に適応するために身につけたスキル】であることを忘れてはいけません。

明るく社交的に振る舞う一方で、時折「本当の自分はこうじゃない」と感じてしまい、自分や周囲とのギャップに疲れてしまいます。

HSS型HSEさんが外向的になった理由は、【社会に適応する努力と繊細さを守るための試行錯誤の結果】ということを覚えておいてください。

HSS型HSEセルフチェック

セルフチェックによって、ある程度確認することができます。

今回は「HSS型HSEあるある」を10つ紹介するので、当てはまるかどうかチェックしてみてください!

HSS型HSEセルフチェック
  • 集団行動やイベントが好き
  • 休むことに罪悪感を感じる
  • 好奇心が旺盛で行動力がある
  • 環境が変わるとワクワクする
  • リーダーシップを取るのが得意
  • スケジュールが常に埋まっている
  • 新しいことやスリルなど冒険心が強い
  • 新しい分野を開拓していくことが好き
  • 頑張っている人を見ると活力をもらえる
  • 大胆な行動をとるが少しのミスで落ち込む

いかがでしたか?

当てはまるものが多ければ多いほど、HSS型HSEの度合いが高いとされています。

本格的なセルフチェックをしたい方はこちらをクリック!

HSS型HSEさんの悩み

  • 刺激を求めて疲れる
  • 「本当の自分」がわからなくなる
  • 他者との境界線が曖昧になってしまう

ひとつひとつ見ていきましょう。

刺激を求めて疲れる

新しい体験や人との交流を求めるHSSの性質が強く働き、ついつい予定を詰め込みすぎてしまいます。

その結果、エネルギーを消耗し、精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまうのです。

この特性は、HSS型HSEさんにとって新しい刺激が喜びである一方、過剰になると自分自身を追い詰める要因にもなります。

「これも楽しそうだからやってみたい!」と行動を広げすぎてしまい、気がついたら休む暇がなくなっている…そんな状況に陥ることも少なくありません。

また、「周囲の期待に応えたい」「場の空気を読んで行動したい」という思いが重なり、さらに自分を忙しくしてしまうことも。

このような状況が続くと、充電する時間が取れず、心と体に大きな負担をかけてしまうのです。

「本当の自分」がわからなくなる

HSS型HSEさんは、外向的で社交的に見えることが多いですが、その内面では非常に繊細で敏感な一面を持っています。

この二面性の間で、「本当の自分ってどっちだろう?」と葛藤することがあります。

外向的に振る舞い、新しい体験や人とのつながりを楽しむ一方で、「これは自分らしい行動なのだろうか?」と感じたり、「本当はもっと静かに過ごしたいのに…」と内面的なジレンマを抱くことも少なくありません。

また、周囲からの「明るくて元気な人」というイメージが、自分の内面的な繊細さと乖離しているように感じることもあります。

このような葛藤が続くと、自分自身の本質を見失い、「自分はどうありたいのか?」という大切な問いに答えを見つけるのが難しくなることがあります。

その結果、社会の期待や周囲の目に合わせることに疲れてしまうのです。

他者との境界線が曖昧になってしまう

HSS型HSEさんは、高い共感力を持っているため、他人の感情や気持ちに強く影響を受けやすい傾向があります。

その結果、相手の感情に引っ張られ、自分の意見や感情を二の次にしてしまうことが多いのです。

例えば、相手の困りごとに真摯に耳を傾けるあまり、自分自身の予定や体調を犠牲にしてしまうこともあります。

また、「相手を傷つけたくない」「場の空気を壊したくない」という思いから、自分の本音を抑え込み、周囲に合わせようとする場面も多いでしょう。

このような行動が続くと、自分の気持ちを見失うだけでなく、無意識のうちにストレスをため込む原因になります。

特に、無理を重ねることで疲労感や自己否定感が強まり、「自分ばかりが我慢している」と感じることもあるでしょう。

生きづらさの対処法

  • 「刺激」と「休息」のバランスを取る
  • 自分の本質を受け入れる
  • 他者や社会との境界線を設定する

「刺激」と「休息」のバランスを取る

HSS型HSPさんは刺激を求める一方で、敏感さゆえに疲れやすいという特徴があります。

そのため、刺激を求める時間と休息の時間を意識的に調整することが大切です。

具体的な方法
  • 楽しみな予定を入れた日は、前後にリラックスできる一人の時間を確保する
  • 刺激が多い場所(イベント、人混みなど)に行く場合、途中で「休む時間」をあらかじめ計画に組み込む
  • 「やりたいこと」を詰め込みすぎず、少し余白を持たせたスケジュールにしておく

自分の疲れやすいタイミングを知ることで、疲れの軽減や無理のない範囲での活動ができるようになります。


自分の本質を受け入れる

自分が「外向的で刺激を求める繊細な人」であることを受け入れ、その特性をポジティブに捉えることが大切です。

HSS型HSEという特性は、繊細さと冒険心という一見相反する要素を持っていますが、どちらも自分にとって大切な側面です。

外向的に行動しているときはそのエネルギッシュさを活かし、内向的でいたいと感じるときは無理に外向的になろうとせず、自然体でいることを大切にしましょう。

「内向的でいる瞬間も、外向的に行動する瞬間も、自分にとって必要な切り替えの一部だ」と認識することで、自己否定の感情を和らげることができます。

また、自分の二面性に気づいたら、それを弱点ではなく個性として受け入れることが大切です。

たとえば、「刺激を求めるおかげで新しい発見がある」「繊細さのおかげで他人に優しくなれる」といった具合に、自分の特性をプラスに捉えることで、自信を持って日々を過ごすことができるでしょう。

他者や社会との境界線を設定する

HSS型HSEさんにとって、他人に共感する力は大きな長所ですが、過度に共感しすぎると自分の気持ちや意見を見失いがちです。

そのため、人間関係において「自分の気持ちを守る」ための境界線を意識的に引くことが重要です。

具体的には、相手の要求や期待にすべて応えようとせず、時には「断る勇気」を持つことが大切です。

たとえば、「今日はこれ以上の予定を入れると疲れてしまう」と感じたら、勇気を持ってお断りをすることが自分を守る一歩になります。

また、境界線を引くことは「冷たい人になる」という意味ではなく、「自分のエネルギーを大切にする」という自己ケアの一環です。

適度に距離を保つことで、むしろ相手への対応がより親切で誠実になることもあります。

信頼できる方に本音を伝えてみることもいいでしょう。

「共感しすぎて疲れてしまった」「自分の本音を優先できなくて悩んでいる」といった気持ちを共有することで、自分の中にたまったストレスが軽くなります。

自分と相手との距離感を大切にしながら、心地の良い交友関係を楽しんでくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回はHSS型HSEさんの特徴について紹介をしました。

本日のまとめ
  • HSS型HSE:繊細ではあるが刺激を求め、外向的である気質
  • 繊細な一面を持ちながらも、新しい変化や人との触れ合いを好む傾向
  • 社会に適応しようと試行錯誤をした結果、HSS型HSEとなった
  • 「刺激」と「休息」のバランスを取る
  • 自分の本質を受け入れる
  • 他者や社会との境界線を設定する

日々の積み重ねによって、生きづらさを感じることがあるため、自分は「HSSやHSEの傾向があるのか?」と考えてみてください。

HSS型HSEさんは、常にアクセルを踏み続けるような生き方になりがちです。

ずっと全力で走り続けることは難しいですし、疲れてしまうため、時には立ち止まることも必要です。

まずは、自分の活動量や疲れ具合をしっかりと理解し、自分の限界を把握していきましょう。

そして、休むことに対して罪悪感を持つのではなく、【次に行動するための準備期間】として、前向きに捉えてみてください。

無理に頑張り続けるのではなく、自分に合ったペースを見つけることで、HSS型HSEさんの長所をさらに伸ばすことができます。

自分の特性を知り、受け入れ、少しずつ無理のない方法で進んでいくことで、HSS型HSEさんの魅力がより輝いていきます。

日常の中でうまく自分の気質と付き合っていきましょう!

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この記事を書いた人

・1998年生まれ
・大学卒業後フリーランスの道へ
・願いが叶い続ける生き方を体現

自分をたっぷり愛して
理想を叶える生き方について発信中

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