
みなさんこんにちは!ゆみ(@yumii_tarot)です!
今回は、就活せずにフリーランスになった私の体験談を紹介します。
「新卒で就活しないなんて、大丈夫なの?」
私が就活をしないと決めたとき、周りからは驚かれたり、心配されたりしました。
確かに、大学を卒業したら普通は会社に就職するのが当たり前。
でも、私は就活をせず、フリーランスとして生きていく道を選びました。
- 仕事はどうやって始めるの?
- 収入は本当に安定するのかな
- 周りの人にどう思われるかな
- スキル・人脈・社会経験0で大丈夫かな
こうした悩みや不安と向き合いながら、新卒フリーランスとして活動してきました。
この記事では、「就活しなかった理由」「フリーランスを考えたきっかけ」「周囲の反応」「仕事の獲得方法」「収入を上げた方法」など、赤裸々に公開します!
- 趣味を仕事にしていきたい方
- 新卒フリーランスとして働きたい方
- 就職しなかったらどうなるのか不安な方
- 専業主婦からフリーランスになりたい方
- 精神の不調で現在お仕事をしていない方
- フリーランスに興味があるけど、一歩踏み出せない方
- 「就活をしない」という選択肢を考えている大学生・新卒の方
フリーランスを目指す方へのメッセージもあるので、フリーランスに興味のある方への参考になれば嬉しいです!

なぜ就活をしなかったのか?
私は福祉大学を卒業し、すぐにフリーランスとしてお仕事を始めました。
一般的に「新卒=就職」が当たり前とされていましたが、私の代(1998年代)の就活時期には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行り始めていました。
そのため、世間では在宅ワークの働き方に切り替える企業も多く、「家で働く」という概念が世の中で広まりつつありました。
このような時代背景もあり、「就職という道を選ばなくてもいいかも」と思いました。
就活前の性格と働く上での課題
その頃の私は、このような状態でした。
- バイト経験は4回
- 最短2ヶ月、最長8ヶ月
- 世間話や浅い会話が苦手
- 人付き合いが得意ではない
- 人間関係が原因でバイトを辞める
- 目上の方から目をつけられやすい
- 人に合わせすぎて舐められやすい
- 「お金を稼ぐ」ことに興味がない
- 基本的に家でまったりと過ごしたい
基本的には一人で静かに過ごしていたいタイプなので、【長時間 他人と同じ空間にいる】ということに、苦手意識を感じていました。
気心の知れた友達であれば、時間を忘れて話すこともあります。
ですが、浅い関係だと何かと気を使いやすく、相手の様子ばかりを伺ってしまいました。
オドオドした様子を見た目上の人からは、「距離を置かれる」か「あたりが強くなるか」の2択であり、周りと調和をはかりながら働くことに難しさを感じていました。
そして、なぜかいつもトラブルに巻き込まれそうになる状況を経験してきました。
実際にあったトラブル
- バイト先が覚◯剤の受け渡し場所だった
- 深夜2時に呼び出されお酒を強要された
- バイト仲間が会社のお金を横領して逃げた
- 面接時の履歴書から家に複数回訪ねてきた
今思うと「最悪の事態につながらなくてよかったな」と思いますが、この他にもネガティブと捉えてしまうような経験をしたため、「組織で働く」ことに抵抗をもつようになりました。
フリーランスという選択肢を考えたきっかけ

フリーランスに興味を持ったのは、大学4年生の8月頃です。
トラブルが積み重なったことや、パニック障害を発症してしまったこともあり、大学3年生の時点でバイトを一切やらなくなりました。
一般的には「大学を卒業したら就職する」という流れでしたが、その時の私は「どうしたら組織で働かずに済むか」という視点で考えていました。
「組織が向いていないとわかっているのに、わざわざ苦しい道を選ばなくてもいいのではないか?
このように思っていたところ、「フリーランス」という働き方を知りました。
【自分で環境を選び、自由な時間に好きで得意な仕事をする】というキャッチフレーズに惹かれ、そこからフリーランスの働き方についての情報集めをしていきました。
就活しなかったことへの周囲の反応

就活をせずに、フリーランスとして働くことを決意しましたが、一番怖かったのは周囲の反応です。
いつも人に合わせて生きていたため、本音や意見を伝えることに抵抗がありました。
今回は、「両親・先生・友達・ご近所さん」の反応について紹介をします。
両親の反応
私の両親は「自分のやりたいことをやりなさい」という価値観をもっており、小さい頃から変わらず私の考えを尊重してくれるスタンスでした。
「私は就活しない!独立して在宅ワークをする」と伝えた時は、心配するような素振りを見せました。
フリーランスについて調べた情報を共有したところ、「わかった。ゆみが決めたことなら頑張ってね。」と納得をしてくれました。
それ以降は、両親から疑問があれば食卓の場で意見交換をし、徐々にフリーランスの働き方について理解をしてもらいました。
先生の反応
はじめにお伝えしておくと、先生には直接伝えられていません。
福祉大学に通っていましたが、先生からは「公務員」をすすめられていました。
とても交流のある先生でしたので、私の性格を知った上で判断をしてくれていたと思います。
私の大学では、4年の後期になると「進路希望アンケート」という紙を提出しなければなりません。
1回目は「未定」という部分にチェックを入れ、2回目は「その他」という欄に「フリーランス」と書いて提出をしました。
2回目に記入をしたときは卒業式だったため、先生に突っ込まれることなく終わりました。
それ以降も、ショートメールや電話などのやり取りをすることはありませんでした。
友達の反応
自分のことについて必要以上に言いたくなかったため、限られた友達にしか伝えませんでした。
親友(女性)には大学4年の11月頃に「独立して一人で仕事をする」と伝えました。
「やっぱり組織は向いていないし、とりあえず一人でやってみる。」と言ったところ、「えー!そうなんだ!まあでもゆみらしい選択やね!すごいじゃーん!がんばれ!」と、前向きな言葉をいただけました。
他の友達(男性)からは「就職先決まった?どうすんの?」と言われ、「一人でやることにした!」と伝えました。
そうしたら、「茨の道行くねぇ〜!まあゆみさんならいけると思うよ」と言ってくれました。
地元の友達(女性)からは、あまり良い反応は得られませんでした。
独立してすぐに会う機会があって伝えましたが、「え〜毎月決まったお金を稼げる確証がないのによく選んだね」という意見をいただきました。
それに対して私は「確かにないけど、これで頑張ってみようと思う。」と伝えました。
すると「うちなら絶対に選ばないけどね!」と言われ、別の話に切り替わりました。
フリーランスとしての最初の一歩

スキル・人脈・社会経験0の状態からスタートをしましたが、正直何から始めたらいいのかわかりませんでした。
InstagramやTikTokで検索をしても、当時は情報発信をしている方が少なかったため、Google検索を使って情報集めをしました。
初めての仕事はどう獲得した?
初めての仕事は【クラウドワークス】という、フリーランス向けのサイトから探しました。
スキル・社会経験0から始めたこともあり自信がなかったので、「3分でできるアンケート」でお金を稼ぎました。
ですが、100円まで到達するのに何日もかかりましたし、これだけでは生活できないと思いました。
収入100円から 1時間5000円の仕事へ
その次に始めた仕事は、「美容クリニックの覆面調査」です。
美容クリニックへ行って話を聞き、感想を送るだけといった、比較的簡単な仕事でした。
交通費も支給されましたし、行った先での美容クリニックとの契約もしなくて良かったため、安心してお仕事をすることができました。
約1時間で、報酬は5000円でした。
- 交通費:1000円まで支給
- 仕事内容:話を聞いて感想を送るだけ
- メリット:美容についての知識が増える
- 美容クリニックとの契約はなし
この働き方なら時間の融通もききますし、私が求めていた自由な働き方を実現することができます。
おかげさまで、アンケートに答える地道な働き方から、短時間でお金を稼げる働き方へシフトをすることができました。
フリーランスを目指す人へメッセージ

私がフリーランスという働きを経験したからこそ、このブログを読んでいるみなさまへ伝えたいことがあります。
就活生へメッセージ
就活で悩んでいるあなたへ
「どんな職種がいいか」「どんな働き方をしたか」と決める前に、必ず自己分析をしてください。
自分自身のことを知っているのと知らないのでは、働き方を選択する上で雲泥の差があります。
おすすめの自己分析方法は【MBTI診断】【ストレングスファインダー】です。
または、過去のアルバイト経験から「品出しは楽しかった!」「接客は向いていないかも」「お客様との会話は意外とできる」「じっとしているよりは動いている方がいい」など、自分の特性と向き合ってみましょう。
人と話すことが苦手なのに営業職についたり、ものを作ることにやりがいを感じるのに接客業をしたりと、矛盾をする働き方には注意が必要です。
「仕事は人生の8割を占めるもの」と考えてみたときに、できるだけ自分の好きや得意と一致した働き方がベストだと思いませんか?
組織で働くにしろ、フリーランスとして働くにしろ、まずは自分の特性を知ることから始めてみてください。
自分を深く知った上で働き方を選んでいくと、理想と近い職業が見つかったり、独立への道筋が見えたりしていきますよ。
応援しています!!
社会経験をしている方へメッセージ
フリーランスの働き方を考えている方へ
私自身、スキル・人脈・社会経験0の状態から始めたため、すでに社会経験をしている方は独立しても有利だと感じています。
どの仕事でも共通していますが、お金は必ず人から巡ってきます。
あなたが今まで培ってきたスキルを買いたいと思ってくれる人は絶対にいます。
たとえ同じような商品が世の中にあったとしても、「あなたからサービスを買いたい!」「あなたにこの仕事を頼みたい!」と言ってくれる人がいます。
そしてお客様は「社会経験がある」というだけでも、信頼と安心を覚えてくれます。
そう言った意味でも、すでに社会経験をしている方は、自信をもって仕事と向き合ってほしいのです。
これからの時代ではマルチクリエイターが増えていきます。
(詳しくは下記の記事をご覧ください)
あなたのスキルや経験を活かした働き方は、フリーランスとして充分にやっていけますし、自分次第ではいくらでも稼ぐことができます。
もしも勇気が出ないのであれば、まずは副業という形から始めてみることをおすすめします。
先ほども紹介した【クラウドワークス】からお仕事を探してみるのもいいですし、スキルを売るなら【ココナラ】を活用してみるのもいいでしょう。
基盤を安定させることも大切ですが、何より自分の心が安定しないと、いくら収入が増えたとしても安心できずに苦しくなってしまいます。
不安であれば、「安定する考え方」や「やり方」を取り入れてみてくださいね。
応援しています!!
趣味を仕事にしていきたい方へメッセージ
自分の趣味を仕事にしていきたい方へ
これからの時代は、自分の得意や趣味を仕事にして、充分に生活をすることができます。
私も趣味の占いを仕事にしたことで、今では200名以上の方を笑顔にすることができています。
サービスを提供するなら【ココナラ】がおすすめです。
「自信がない」「喜んでいただけるか不安」「どんな値段設定をしたらいいかわからない」と思っているなら、価格を平均より下げて販売してみることで、だんだんと自分のサービスの価値を知ることにつながりますよ。
また、商品やサービスを宣伝して、より多くの方へ知ってもらうなら【Instagram】も同時に始めてみてください。
私はココナラで占いを提供し、1年後にInstagramを始めましたが、ココナラだけで運用していた時より約3倍お客様が来てくれるようになりました。
あなたの作品やサービスでお客様を笑顔にして、心も収入も豊かにしていきませんか?
あなたの気持ち次第で好きを仕事にできますし、少しの勇気で可能性が広がります。
ご活躍を楽しみにしています!!
専業主婦の方へメッセージ
専業主婦をしていて、在宅ワークをしてみたい方へ
結論から言うと、「スキルの提供」がぴったりだと思います。
「お手軽簡単レシピ」や「貯金するために毎月していること」「お部屋がすっきり見える方法」「リピートしているおすすめ商品」など、あなたが毎日していることが人を幸せにし、結果的にお金を生み出すことができます。
お恥ずかしい話、私は料理も苦手ですし、ペットボトルも片付けられません。
実際に、ズボラレシピの発信をしている方の投稿を見て公式ラインに登録し、無料レシピをいただいたり、オンラインのワークショップに参加したりと、手軽に美味しい料理ができる方法を学びました。
その他には、掃除が得意な方に「ペットボトルが片付けられません」と相談したところ、「ラベルレスのペットボトルがあるよ」と教えていただけたことで、めんどくさがらずに片付けられるようになりました。
普段当たり前にできてしまうことや、作業のようにやっていることが、誰かの役に立つということをお伝えしたいです。
お小遣い稼ぎからやりがいへとつながることもあるので、自信をもって経験を活かしてみてくださいね。
応援しています!
精神の不調などでお仕事をしていない方へメッセージ
持病や精神の不調でお仕事をしていない方へ
まずは「無理をしないこと」「自分を大切にすること」をお伝えしたいです。
私はパニック障害を発症してしまったこともあり、日常生活すらままならない時が続きました。
「生活のためにもお金を稼がないといけないのに、ベッドから体が動かない」ということもありましたので、メンタルが不安定な時の辛さを、全てではありませんが理解することができます。
もしもフリーランスの働き方や、独立をしてみたいと思ってもらえたのであれば、「SNS発信」をおすすめしたいです。
自分の経験をブログやSNSで発信することで、悩んでいる方に寄り添うことができますし、悩んでいる方の家族からすると貴重な情報資源となります。
また、共感し合える仲間との出会いに恵まれることで、いつの間にか社会とのつながりも見つけることができます。
結果的にお金を稼ぐこともできますし、誰からも邪魔をされず自分のペースで更新することができるので、おすすめしたいです。
私の話になってしまいますが、多忙なアイドルの子がパニック障害を発症した時に実践している対処法を見て、すごく勇気と新たな気づきをいただけました。
私自身HSPということもあり、SNSを通じてHSPの発信を見た時に「自分だけじゃなかったんだ」と心が救われました。
あなたの経験や生き方は誰かの心を救うきっかけにもなりますし、続けていくことで自己価値や自己信頼にも繋がります。
気が向いた時や少し調子がいい時にでも、何か一歩踏み出してみてくださいね。
応援しています!!
まとめ
いかがでしたか?
今回は「就活せずにフリーランスになった私の体験談」について紹介しました!
就活をせずにフリーランスになるのは、決して簡単な道ではありません。
ですが、「新卒=就職」という常識にとらわれず、自分に合った働き方を選ぶこともOK」 だと私は思います。
実際にフリーランスとして働いてみて大変なこともありましたが、その分 「自分の力で生きていく楽しさ」や「自由な働き方の魅力」 も感じています。
フリーランスについて興味があるなら、まずは今できる範囲でいいので、小さなことから行動を起こしてみてください!
副業でも、スキルアップでも、何か行動を起こせば未来の選択肢は広がっていきますし、自分に合った働き方を見つける近道となります。
何が正解かは人それぞれなので、「自分が納得できる道を選ぶこと」を忘れず、選択をしてみてください!
この記事が、何か参考になれば嬉しいです!
コメント